イメージコンサルティングの学びは、過去を未来の資源に変える旅

——イメージコンサルティングの学びは、過去を未来の資源に変える旅——

みなさん、こんにちは。国際イメージコンサルタント養成スクールIRC JAPAN代表の安積陽子です。
夏の訪れとともに、ニューヨーク州立大学ファッション工科大学(FIT)のイメージコンサルティングプログラムがスタートしました。
新しいメンバーを迎えるこの時期は、私にとっても「原点」を思い出す大切な時間です。

FITが提供するイメージコンサルティングの学びは、スタイルやカラー、ファッションの知識を超えた「自分を知る学び」でもあります。

その第一歩が、これまでのキャリアや経験、強みを棚卸しすること

なぜ、わざわざ「過去を振り返る」のでしょうか?
それは、自分のこれまでを知ることが、未来の可能性を切り拓く鍵になるからです。

誰にでも、成功した経験や誇りに思える瞬間がある一方で、後悔や挫折、忘れたいと思う過去もあるでしょう。でも、その全てが、今ここにいる自分の一部であり、これから誰かの役に立つための「資源」になります。


たとえば、過去に失敗したからこそ、誰かの不安に共感できる自分がいる。
様々な職場を経験したからこそ、幅広い視点でアドバイスできる力がある。
家庭を大切にしてきたからこそ、他人の人生を思いやる温かさを持てる——そんなふうに、すべての経験は「未来への宝物」です。

イメージコンサルティングは、たんに「服を選ぶ」ための学びではありません。
「自分という存在をどう表現するか」を探求し、
「相手の人生にどう寄り添うか」を考え、
「これまで」の自分を土台にして「これから」の可能性を切り拓く学びです。

今年もまた、多様なバックグラウンドを持つ素晴らしい生徒たちが、過去を見つめ直し、新たな一歩を踏み出しています。


「私の経験なんて大したことがない」「特別なことは何もしてこなかった」そう思う必要はありません。

大切なのは、これまでのすべてを「意味あるもの」として掘り起こし、誰かの役に立つ力に変えていく視点です。

私は普段、ニューヨークのFIT(ファッション工科大学)でイメージコンサルティングメソッドを教えていますが、日本では、IRC JAPANを通じて、一人ひとりが歩んできた「これまで」の物語に光を当て、その価値を見出し、次のステージへとつなげるイメージコンサルティングの学びをオンラインのスクール形式で提供しています。

今年もまた、この素晴らしい学びの旅を共に歩んでいけることを、心から楽しみにしています。