旧式のイメージコンサルティングが日本で根強い理由

日本で広く採用されているイメージコンサルティングの方法は、実は半世紀以上前に海外から導入されたものです。この方法は、肌のベースカラーを「イエローベース」または「ブルーベース」に分類したり、体型を「ストレート」、「ウェーブ」、「ナチュラル」などのカテゴリーに分類したりするものです。

このようなタイプ分けに基づくアプローチは、個々の色やスタイルの選択を制限することがあり、結果としてお客様のファッションへの情熱を削ぐ可能性があります。提案されたタイプがその人の職業、性格、ライフスタイル、または好みに合わない場合、不適切なスタイリングが自信の低下につながることもあります。

人々の顔や体型は多様で、各々異なる要素が組み合わさり、独自の個性が数多く存在します。そのため、一律に「あなたは⚪︎⚪︎タイプ」とパターン化することは非常に難しいのです。

では、なぜ日本では半世紀以上前のメソッドが未だに使用されているのでしょうか?

これにはいくつかの理由が考えられますが、いかに主な理由を挙げてみましょう。

まず一つ目は、個々のイメージコンサルタントが学んだ方法を検証しない傾向があることです。イメージコンサルタントを目指す人々は、学んだ方法をそのまま受け入れ、自分自身のスタイルとして提供し続けることがあります。しかし、どの方法にも必ず盲点や改善点が存在します。社会やお客様のニーズが変わるにつれ、常に改善と更新が必要です。

二つ目は、海外情勢に目を向けないことが挙げられます。今日では、世界中の情報に簡単にアクセスできます。他国の情報も翻訳ツールを用いて入手し、理解することが可能です。社会が急速に変化する中、イメージコンサルティングの手法も進化していますが、日本では過去に海外から導入された情報や方法がしばしばそのまま使われ、新たな情報が広まりにくい状態です。

三つ目は、他の専門家とのネットワーキングが不足していることです。異なる分野の専門家との連携は、知識や経験を共有し、新しい視点を得ることに役立ちます。同業者だけでなく、他の専門家の意見を取り入れることが重要です。

IRC JAPANでは、イメージコンサルタント養成講座を受講する生徒に、自身の知識を拡げ、独自の視点で専門的なアドバイスを提供できるよう奨励しています。知識の受け手にとどまらず、自分自身の視点を磨き、アウトプットを増やし、専門分野の情報を常に更新することが私たちには求められます。




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