装いの力で心を開く!親しみやすさを生む装いのポイント

みなさん、こんにちは。IRC JAPANの安積陽子です。

ビジネスから日常まで、相手との心のつながりを深めることがより一層の価値を持ってきています。その交流の中核には、言葉だけではなく、私たちの選ぶ装いも重要な役割を果たしています。

ニューヨークと東京で、異なる文化を背景に持つ人々にイメージコンサルティングを行うなかで、どんな状況でも相手に親しみを感じてもらえるような服装のポイントをお客様にお伝えしてきました。

そこで今回は、先の「権威を際立たせる装い」とは異なるアプローチで、「親しみやすさを生む装い」の秘訣を皆さまにご紹介します。

親近感を醸成する装いにおいて重要な要素は、柔らかな印象、精緻なシンプルさ、そして無造作な自然さにあります。これらの要素を念頭に置きつつ、色彩選択、素材の質感、デザインの洗練、さらにはアイテムの組み合わせを慎重に選び抜くことにより、相手に対してより好感を持たれる第一印象を創出することが可能となります。


【親近感を高める色】


色は、人々の感情や印象に大きな影響を与えます。柔らかな色調を選ぶことで、自然と相手をリラックスさせることができます。パステルカラーや、アースカラーなどの落ち着いた色は、安心感や温かみを感じさせます。さらに元気で活気に満ちた印象を与えたいときや、ポジティブなエネルギーを放ちたいときには、明るい色鮮やかな色が効果的です。ただし原色を多色づかいしたり、コントラストが強すぎたりすると、親しみやすい印象から遠ざかりますので注意が必要です。

【親近感を高める素材】


素材選びも親近感を与えるための重要な要素です。コットンやリネン、ウールなどのような天然で自然の風合いが残る素材を選ぶことで、人々は無意識のうちに心地よさや安心感を感じます。とくにカシミヤやモヘアのような柔らかく肌触りの良い素材は、触れたくなるような心地よさがあり、親近感を生み出すのに効果的な素材です。



【親近感を高めるデザイン】

デザインの面では、シンプルで無駄のないデザインの洋服を選ぶことが親近感を高めるポイントです。過度な装飾や複雑なディテールは避け、基本的な形にこだわることで、安心感をもってもらえます。


【親近感を高めるアイテム】

アイテム選びに関しては、日常的なものを選ぶことが鍵となります。たとえばリラックス感のあるコットンシャツ、カジュアルで遊び心のあるボーダーシャツ、リラックス感がありながらもスタイリッシュに見えるワイドパンツ、温かみのある印象を与えてくれるロングカーディガン、気取らない自然体な印象を与えるデニムカジュアルなワンピース。ユニークな雰囲気を醸し出すプリントTシャツ。靴はアクティブでフレンドリーな印象のスニーカーキャンバスシューズフラットシューズなど、実用的なものを選ぶのがポイントです。またシルエットに関しては極端にフィットしたものではなく、身体のラインを自然に見せる緩やかなシルエットの洋服も、相手にリラックス感を与えることができます。


今回は、女性が親近感を高めるための服の選び方について、色、素材、デザイン、アイテムの4つ観点からご紹介いたしました。実際のイメージコンサルティングでは、これらの要素だけでなく、プロポーション、小物類なども合わせて、バランス良くクライアントへご提案することがイメージコンサルタントには求められます。



IRC JAPANのイメージコンサルタント養成講座では、特定のイメージを創り出す洋服の要素とボディランゲージを戦略的に組み合わせながら、クライアントの価値観やクライアントが望むスタイルを実現し、ビジネスでの成功を手助けをする「NY流イメージコンサルティングメソッド」をお伝えしています。

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